2013年10月31日木曜日

乾燥の季節のボディケアオイル


乾燥するこの季節、ボディケアにはオイルをシャワー前後に使うのが効果的。

ホホバオイル
セサミオイル
カレンデュラオイル
ココナツオイル

ホホバオイルはオールマイティ、酸化しにく肌馴染みがとても良いオイルです。髪に使うとキューティクルを保護してくれる役目もあります。ピュアなものは5℃以下で固まる性質がありますので気を付けてください。

単体でも精油とブレンドして使うのもおすすめセサミオイル、アーユルヴェーダでおなじみのこのオイルは、硬化した角質を柔らかくしてくれる優れもの、シャワー前のマッサージにはかかせません。

カレンデュラオイルは乾燥で粉がふいたり、痒くてかいてしまったお肌も優しく修復してくれます。香りも優しくて二重マル!ベビー用としても知られています。ミツロウを溶かして合わせることでオールマイティな軟膏にもなります。軟膏は授乳中のママの乳首のケアやベビのおむつかぶれにも最適。

ココナツオイルこの中では一番軽めの使い心地ですが、食用としても優れているココナツ、オイル共には免疫力を高めるラウリン酸が含まれているので、この時期ボディに塗っても食用にも役立ちます。この時期は既に常温で固まるので、ローフードのお菓子にも最近は良く使われます。シャンプー前のヘアパックにもお勧めです。

2013年10月30日水曜日

ローズヒップとネトルのハーブティー





















「ネトル&ローズヒップ」
花粉症や女性特有の貧血でお悩みの方へおすすめのハーブティーのブレンド。ネトルはとても淡白なお味、ビタミンCが豊富で酸味豊かなローズピップと一緒に頂きましょう。 

ローズピップのビタミンCが鉄分の吸収を助けてくれます。 水溶性でない成分も多く含むローズヒップは丸ごと食べるのがベスト。 ペクチンを多く含むのでとろーり溶け出した頃が食べごろです! 

ネトルは血液の汚れを取り除き浄化してくれます。 浄血、造血作用があるので、貧血気味の人にもお勧めです。 ヨーロッパでは季節の変わり目の蕁麻疹、アレルギー、ニキビを予防する為のお茶として重宝されています。  ちょっと手間がかかりますが、まずネトルをお茶として煮出し、ローズヒップを加えます。 少し置くとローズヒップは柔らかくなり、そのまま丸ごと食べられます。

是非スィーツ代わりに召し上がってみて下さい。

2013年10月29日火曜日

季節の変わり目のアレルギー性結膜炎
















節の変わり目は時折アレルギー症状が発生します。
私の目は酷くなると白目が充血して腫れて来ますので、以前はアレルギー用の目薬を多用していましたが、今はカモミールを使うことが多いです。
ハーブティーとして頂くより少し濃いめに煮だして浸出液を作りタオルを浸しシップすること15分、完全に腫れも充血も引き、お肌もしっとり、柔軟性も増します。

メディカルとしてのハーブを手軽に活用する術を、ハーブティーとしての内用だけでなく、外用としても実践していきたいですね。


<ジャーマンカモミール>
ハーブティーとして内用する主な効能胸焼け、胃の不調、冷え、不眠、肌荒れ学名のMATRICAEIAは子宮を意味するMATRIXから名付けられたと言われ、婦人科系疾患全般に使われます。シップとして外用する主な効能アトピー性皮膚炎、乾燥肌、肌荒れ、など、荒れた肌を鎮静させてくれます。

2013年10月28日月曜日

鼻呼吸が有効な理由

鼻呼吸がお勧めの理由


*粘膜や鼻毛がウィルスの侵入を防いでくれる。
*口呼吸よりもペースが遅くなる。
*暖かい空気を取入れることが出来る。


これからの季節、インフルエンザ予防にも大切です。マスクをするのが一番有効ですが、慣れなくて苦しくなるのであれば、まずはしっかりと鼻呼吸をすることを習慣化しましょう。

ゆったりとした呼吸が副交感神経を優位に導いてくれる。心を落ちつかせ、心拍を下げ、血圧も下げる。適度に暖かい空気を取入れることが出来て身体を冷やしにくい。

まずは目を閉じてゆっくりと鼻呼吸を感じてみましょう。

次回は呼吸法を幾つかご紹介します。





2013年10月27日日曜日

自律神経を整える片鼻呼吸法

以前の記事でヨガの呼吸法を練習することの大切さと、ブラマリー呼吸(ハチの呼吸)について書きました。今日は片鼻呼吸法に付いて書きます。

殆どの人が一日のある一定の時間片側の鼻から呼吸をして、またある一定に時間反対の鼻から呼吸をします。(Yoga as Medicine 62ページ参照)今では右の鼻から呼吸することで交感神経が活性化され、左の鼻で呼吸することが副交感神経を活性化することが解明されてきています。

これとほぼ同じことが実は昔のヨギの本にも書かれています。左の鼻腔(イダ)は女性、月、冷却を象徴し、右の鼻腔は筋肉、太陽、加熱を表します。

現代社会では多くの人がこの自律神経系を崩していて、交感神経が優位になっています。 少数の人は副交感神経が緊張し、慢性疲労症候群に悩まされています。

片鼻呼吸法を試したことがなくても、写真でみたことが有るでしょう。大抵の場合右手の親指で右の鼻腔を抑え、薬指で左の鼻腔を押えます。しかし意外と難しいものです。そんな時は実際に指は使わずに想像力を高めながら「なんちゃって片鼻呼吸」をすれば良いのです。とても簡単で効果は絶大、ヨガの初心者にはもってこいの練習法です。

これを練習するには瞑想時の姿勢を整えてあげると良いでしょう。リラックスして座り腰は自然なカーブを保ち、脱力してゆったりとした呼吸何度か繰り返します。最初は左の鼻から息を吸い、右の鼻から息を吐きます。次は右の鼻から息を吸い、左の鼻から息を吐きます。そして繰り返します。

呼吸法の練習に慣れていなければ、最初は1分程度で十分でしょう。そして時間があれば、瞑想も練習しましょう。この片鼻呼吸(ナディショダナ)の練習は、心と身体を鎮め、瞑想に集中するマインドを整えてくれるぴったりの練習だと言われています。

もしあなたが、アサナを練習するヨギでこの呼吸法と瞑想を省略しがちなら、この先2週間、2分の片鼻呼吸と3分の静かに座る時間(瞑想)を食事の前(どの食事の時間でも)に持ってみて下さい。その効果にはきっと目を見張るものがあるでしょう。




by Timothy McCall

This article originally appeared in English on the “Yoga for Healthy Aging" blog.
Yoga for Healthy Aging

For more information about Timothy McCall, see http://www.drmccall.com

Translated by Kyoko Hiraga