2013年11月21日木曜日

呼吸瞑想  朝練その1

日々繰り返す呼吸、姿勢の悪さやストレスで浅く短くなりがちです。
かといって座って呼吸を感じよう、深めようと思っても以外と難しくままならないものです。そんな時、自然な動きと共に呼吸を感じることで、自然と深まるのを実感出来ます。

まずは朝ベッドの中で背伸びをしてみましょう!
そして枕を二つ折にして肩から健康骨の下に入れます。再度背伸び、さっきよりグーンと胸の広がりを感じることが出来ます。胸骨(肋)の間の筋肉の広がりを感じながら息を吸います。吐く呼吸は下腹部、おへそを意識して背中側へゆっくりと引き寄せます。繰り返すごとに呼吸は少しずつゆっくりとしてみましょう。慣れて来たらおへそは背中に引き寄せたまま胸を広げる様に息を吸います。胸の広がりを脇腹にも感じましょう。そしてそれを背中側にも伝えます。最後には肺全体を風船の様に広げて息を吸います。みぞおちの辺りの横隔膜が下へ押されて縮むのを想像します。全てはそれらの想像で身体がジワジワが変化するのを味わうことができるでしょう。

次に枕を仙骨の下に移動します。両足の鼠蹊部が伸びるのを感じます。おへそは背中側へ吸い寄せられるように流れます。下腹部の皮が伸びるにつれて、下腹部にスペースが出来て、腸が緩やかに動き出すのを感じます。呼吸はゆったりと、身体の中心お腹の辺りに温かく明るい優しい光を感じ、それが呼吸と共にジワジワと身体中に広がるのを感じます。隣の細胞にその伝わりが伝染して行く様に、弛み解けて行く様に、ゆっくりと手の指先、足の指先まで感じます。

枕を腿の間にはさみ両足を骨盤幅に立てます。息を吐きながら両膝を右に倒して、両手は左右に楽に伸ばしゆっくりと顔を左に向けます。骨盤、腰の伸びるのを感じましょう。吸う呼吸でゆっくりと中央に戻し、今度は吐きながら左へ倒します。顔はゆっくりと右側へ。反対側の骨盤、腰回りが伸びるのを感じます。吸う呼吸で中央へ戻し枕を外し、両膝を胸へ引き寄せます。腰をニュートラルに緩めます。

身体はベッドから起き上がる準備ができているでしょう。

つづく。


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